軌道交通の路線拡張中 上海万博に向け整備順調

 市の軌道交通建設指揮部は、2010年の上海万博開催に合わせ、市内の軌道交通の整備を進めている。
 軌道交通2号線は、中山公園駅から婁山関路、威寧路、北新を通り、虹橋空港(淞虹路)へ向かう延長路線を、3号線は、江湾鎮駅から逸仙路、同済路を通り宝鋼果園へ向かう延長路線を、それぞれ建設中。ことし末までのテスト運転を目指している。また、6号線と8号線、9号線(一期)も、ことし末の竣工を目標に、開通工事を行っている。
 また、7号線と9号線(二期)、10号線は、現在建設範囲にあたる住民の転居手続きを進めている。ことし上半期までに、すでに市内14地区の約1万世帯、1200以上の企業が転居を終えた。
 現在新設中の軌道交通の路線は以下の通り。6号線は、外高橋保税区から世紀大道を通り、浦東を縦断する。7号線は、普陀区北西部と静安寺や常熟路を結ぶ。8号線は、楊浦区北東部から虹口サッカー場、人民広場を通り、浦東南西部を結ぶ。9号線は、松江や★佘山と徐家匯などの市中心部を結ぶ。10号線は、閔行区の七宝から古北、豫園、五角城を通り、浦東北部の外高橋保税区を結ぶ。
(7月25日)

~上海ジャピオン7月28日発行号より

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