上海市徐匯区の「西岸芸術センター」で7月10日(水)、同エリア開発についての討論会が開催。その席上で、徐匯滨江エリアの開発計画が明らかになった。
同計画はアメリカの設計事務所がデザインを担当。同エリア、龍騰大道の富谷路―雲錦路の区間約2㌔をリニューアルし、仏・パリや英・ロンドンの川辺と並ぶような観光名所にすることを目的としている。現在は、川の流れと地の流動性・連続性をテーマとするか、上海市の港文化をテーマとするかを討論中だという。
ほか、同区で建設中の「徐家匯センター」は最近、地下部分の基礎工事が完了。同施設は地下6階建てを予定し、基礎部分は深さ37・2㍍に到達、市の建物では一番の深さとなった。同センターは2023年までの完成を目指しており、竣工後は高さ370㍍で、高さ320㍍の「白玉蘭広場」を抜いて、浦西エリアでは最も高い建物となる。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2019年7月19日発行号