浦東の偽ブランド摘発 押収品は6000点以上

 浦東警察と市政府市場管理局が、今月上旬に行った合同捜査で、12人からなる偽ブランド販売グループを検挙し、鞄、腕時計、香水など6000点余りにのぼる大量の偽ブランド品を押収した。押収したのは、いずれもルイ・ヴィトン、シャネルなど高級ブランドの偽物で、市場価格にして1000万元を上回ると見られている。
 警察の調べによると、同グループは、浦東新区夏碧路にある住宅区のアパートを、偽ブランド品の倉庫として使っていた。警察は、この住宅区から出てきたトラックを金橋立橋附近で捕獲した後、アパートを家宅捜査した。
 今回の摘発は、ことし7月、偽ブランド販売の温床となっていた襄陽市場が撤去されたことに関連している。販売拠点を失った一部の偽ブランド販売業者が、新たな活動場所を探していることが問題視されており、浦東公安分局も外高橋小商品市場や亜太生活広場などの区域に目をつけ、かねてから捜査を進めていた。
(8月18日)

~上海ジャピオン8月25日発行号より

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