貨物機が墜落、炎上 浦東空港で3人死亡

 11月28日(土)午前8時12分、浦東国際空港で、
ジンバブエ籍の貨物機が離陸に失敗して墜落、炎上した。
この事故で乗員7人のうち3人が死亡、4人が負傷し、
うち1人は多重肋骨骨折などで重傷。
 墜落した貨物機は同空港発キルギス・ビシケク行きのMD11型機で、
離陸直後に墜落し、黒煙を上げて炎上した。
事故発生後、消防車14台、救急車2台など、合計40台余りの救援車両が派遣され、
300人以上が救援に当たり、火災は約1時間後に消し止められた。
 民用航空局では、離陸時に機体の後部が滑走路に接触して発火した可能性が高いと見ており、
中国全土で同型の貨物機の利用を停止させた。
また、同局はすでに同機のブラックボックスを回収し、現在事故原因の究明を始めている。
墜落した貨物機は使用開始から8日間しか経過していなかったという。
 なおこの事故で、同空港は同日正午頃まで一部の滑走路が閉鎖され、
国際線など68便が大幅に遅れ4000人以上に影響が出た。
(11月30日)

~上海ジャピオン12月4日号より

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