混雑は大型連休並みに 新外灘お披露目で見物客殺到

 3年に渡る外灘総合改修工事がこのほど完了し、3月28日(日)午前、外灘遊歩道で竣工式が開催された。
外灘遊歩道の完全閉鎖から約1年ぶりのお披露目とあり、
市民たちはこぞって見物に訪れ、大型連休並みの賑わいを見せた。
 式には中央政治局委員や市長らが参加。
総合改修工事の実施エリアである黄浦区及び虹口区には、協力を称え記念品が贈呈された。
関係者によると、今後50年は今回改修した景観を保っていく予定であるとのこと。
また、見物客の中には市外から訪れた人も少なくなかったほか、98歳のお年寄りの姿も見られた。
 見物客向けのサービスとしては、その場で写真撮影・印刷まで行うカウンターを各所に設置。
1枚7元で、スタッフは制服を着用し目印としている。
また、飲料販売車では、コーラが1本3元、水が1本1元など、
スーパーやコンビニとほぼ同価格で販売され、人気を集めていた。
 なお、新外灘トンネルも同日早朝6時から正式に開通。
当日は日曜日だったこともあり、混雑は見られなかった。
(3月29日)

~上海ジャピオン4月2日号より

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