上海ジャピオンの特集 記事

中華調理器具を買いたい!

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まずはAエリアから攻める

駅からアクセスしやすい「全盛酒店用品市場」だが、入口が奥にあるため初めて訪れる人は見つけられないかもしれない。取材班も「こっちかな?」なんて半信半疑で進むうちに場所を探し当てた。7号線「嵐皐路」駅3番出口を出て道なりに歩くとインテリアショップ「金盛国際家居」(写真①)が見えてくる。しかし目的の市場はその先にあるため、コンテナが並ぶ道(写真②)をどんどん進もう。左手にようやく入口を発見(写真③)!2012年に開業し、総面積5万平方㍍を誇るこの市場は、敷地内に厨房設備や調理器具、食器、制服など約800軒の専門業者がひしめき合う。

「全盛酒店用品市場」の看板をくぐると、A・B・Cとエリア別に入口が分かれている。一番大きな売り場、Aエリアから見ることにしよう。

山積みの鉄鍋におののく

大きな建物のワンフロアにいくつもの店が同居するスタイル。

ここで目を引いたのは、色んな形の真っ白な食器がところ狭しと並ぶ店舗(写真④)。店員に、どんな人が買うのか質問すると「ほとんどはレストランやホテルの関係者かな。」との返答。たま~に取材班のように1人でふらっときて買っていく人もいるんだとか。隣を覗けば本日のお目当て「鉄鍋(中華鍋)」(99元~/直径約50㌢~)が山積みに(写真⑤)。こんな売り方初めて見た…思わず写真を撮る手も震える。中華料理店でよく見掛ける左右に持ち手のある鍋は、腕力がないと食材をひっくり返すのが難しく、一般家庭、特に女性が使うのには不向きだと言う。棒状の取っ手が付いた、自宅のコンロに合うものを選ぶのが◎。さて、情報を仕入れたところで、次の売り場へ。

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シェフに間違えられ…

続いてBエリアへ。高く積まれた丸太…もとい「切菜板(まな板)」(約200元)を見つけた(写真①)。幅約40㌢、厚さ約20㌢の均等にカットされたまな板は、銀杏の木を使い、適度な油を含んでいるので水はけがよいとのこと。しかし毎日の熱湯消毒や、時には天日干しなど手入れに手間が掛かるとか。家庭用には、一周り小さく厚さも半分ほどのものが主流だそう。

次に見つけたのが「不銹鋼湯桶(寸胴鍋)」(30元~/700㍉~)(写真②)。店員に声を掛けると「レストランは繁盛してるの?ならこの一番大きいのを買っていきなさい」と言われ…私、シェフっぽいかな? 疑問を抱きつつその場を退散。

筋トレ必須な器具

中華包丁も見たくて探し歩くもなかなか見つからないので、場所を変えCエリアに向かう。エリア内は厨房器具や家具(写真③)などを扱う店舗が多いが、日曜だったせいかほとんどの店が休みだった。制服店にディスプレイされたマネキン(写真④)がなんともシュールな通路には在庫が山積みだったので、もしや関係者以外進入禁止かとそわそわ警戒するも営業中、且つ目当ての中華包丁を扱う店を発見(写真⑤)。棚に並べられた「菜刀(中華包丁)」(20元~)を手に取り、その重さに驚いていると「野菜の千切りや肉・魚の叩き切り、食材を潰すのに便利よ~」なんて声が…でもこの包丁持てるようになる前に、まず筋力トレーニングが必要ですよね?と心の中で問い掛けた取材班だった。

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またまたわかりづらい入口

13号線「江寧路」駅2番出口から昌化路×澳門路にある、もう1軒の中華調理器具市場を目指す。

目的地と思われる場所に着いたが、食器を扱う店しか見つからない…。マップアプリもここを指しているのに~と不安を覚えつつ、ある考えが浮かぶ。さっきも入口がわかりづらかったから、もしかしてここも?試しに細い脇道に入ってみたらビンゴ!「酒総酒店設備体験センター」の看板が(写真①)…矢印通りに左を向けば入口へ繋がるエスカレーター(写真②)。やっと見つけた~と駆け上ったその先には、サンプル商品がキレイに並べられていた(写真③)。

小さくかわいい蒸篭にうっとり

 キレイに陳列された商品を手前から見ていくと、気になるものを発見(写真④)。茶筅(ちゃせん)には大きすぎる…?店員を呼ぶと、これは「鍋刷(竹ささら)」(7・5元~)で、中華鍋の焦げを落とすものだと教えてくれた。ここでは、商品に付いたQRコードを読み取り、公式サイトで注文する。1個からでも購入可能で、精算を済ませれば3階で商品の引き渡し。在庫がなければ後日配送してくれると言う。

続いて「蒸篭(せいろ)」(約16元~/直径8㌢~)(写真⑤)を見つけて歩み寄る。小さい蒸篭にか、かわいすぎる~と大興奮の取材班に反応し、すかさずセールスに入る店員。蒸篭は檜や杉、竹からできており、ここでは蒸した時に香りが立つ杉や、抗菌性・調湿性があり、強度の高い竹を扱う。1人用なら15・5㌢、2~3人では18㌢がオススメだとか。ほかにも52㌢の大きなものや金属製、角蒸篭(写真⑥)も取り揃う。

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女性でも楽に持てる中華鍋

五重塔のように重ねられた中華鍋。先の市場で、女性には重すぎて無理と言われたけど、再度店員にアタック。「中華鍋って女性が使うのは難しいですか?」と聞いたところチタン製「不銹鋼鍋」(90元~/46㌢~)(写真①手前)なら大丈夫と…取材班、思わずガッツポーズ。チタン製は油馴染みや熱伝導は悪いが、軽くて手入れが楽なんだとか。また、炒め物や揚げ物に使う「漏殻(おたま)」(10元~/幅7㌢)や「漏勺(揚げ物アミ)」(18元~/幅27㌢~)(写真②)があればなお◎。

次のコーナーには、グリップ部分がカラフル(写真③)で乙女心をくすぐる中華包丁がいっぱい。その中で、刃の部分がカーブしている包丁に目が行く(写真④)。「魚翅刀」(56元)と言って「魚翅(フカヒレ)」の元となるサメの背びれに似ていることから付けられたんだとか。

最後はコーヒーで疲れを癒す

 続いて3階へゴー。ビールサーバーや業務用冷蔵庫、4口ガスコンロなど厨房設備が並ぶ(写真⑤)。ほか茶器や茶葉、コーヒー豆も購入可能で、なんでもあるなぁと感心していたところ、展示品のコーヒーメーカーと同じもので作ったコーヒーが飲めるカフェが併設されていて、ビックリ(写真⑥)。コーヒーメーカーの味を試すまたとないチャンス! とばかりに、座席は満席…あれ、みんな今日の戦利品を片手にひと休み、至福の時間を過ごしているだけのよう(笑)。私もくたくたになったので、コーヒー飲んでか~えろ。

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~上海ジャピオン2017年6月2日発行号

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