12年の歴史を有する恒例行事「豫園新春民俗芸術灯会」が、豫園で3月7日(水)まで開催されている。園内は、ことしの干支「猪」(ブタ)をテーマとした様々な灯籠で彩られ、迎春の雰囲気であふれている。
豫園中心広場には、重さ1トンのブタの巨大灯籠が設置されている。また九曲橋広場には孫悟空や猪八戒、湖の北側には水滸伝や三国志の英雄、湖の南側には紅楼夢の登場人物などの人形が、それぞれ訪れる人を楽しませている。
黄金広場の中央には幸運の樹が植えられており、市民が幸運を祈って願い事を記した紙をくくり付けている。幸運の樹に捧げられた収益は、貧しい学生の学費援助などの慈善事業に活用される。
(2月17日)
~上海ジャピオン3月2日発行号より