今年で第8回目を迎える美術展「上海ビエンナーレ」が、10月23日(土)、上海美術館にて開幕した。
正門前にはメリーゴーランドのような外観の大型作品「気象露台」が展示され、訪れる人々を迎え入れた。
上海ビエンナーレは、1996年から2年ごとに開催されており、国内外への影響も大きい美術展。
特に今年は上海万博の開幕とも重なり、更なる注目を集めている。
今年のテーマは「巡回排演(リハーサル)」で、館内をリハーサル場に見立て、
観客を作品自体に誘い込む工夫が各作品に施されている。
また、作品の説明も例年より抽象化するなど、観客に想像の余地を残す展示方法を採用している。
なお、入場料は20元で、学生は5元。
開放時間は9時~17時(入場は~16時)で、展示は来年の1月23日(日)まで行われる。
(10月25日)
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~上海ジャピオン10月29日号より