10月28日(木)、上海市楊浦区国定路にある上海財経大学で、
学生149人が腹痛や嘔吐を伴う食中毒のような症状を訴え、校内の医務室で治療を受けた。
学生たちの症状は比較的軽く、翌29日(金)20時までには、一部学生を除いて、自宅や学校に戻った。
当日、学生たちは校内の各食堂で食事を取った後、吐き気などを訴えた。
ある学生は、校内の食堂で朝食を取った30分後、吐き気とめまいに襲われ、
38・5度の高熱と下痢・嘔吐を繰り返した。
同大学は、校内に全部で8つの食堂を設置。
学生たちが食事をした食堂や、口にした食べ物に一貫性がないため、
関係部門は、詳しい発生原因について調べている。
なお、市の食品薬品監督管理部門は、食中毒発生後に同大学内全ての食堂を消毒。
校内の食堂は、通常通り営業を再開している。
(10月30日)
~上海ジャピオン11月5日号より