住宅地で2件の火災が発生 電気系統の老朽化が原因か

上海市黄浦区老城廂の梅溪支弄内にある3階建ての住宅で1月25日(金)正午頃、火災が発生した。

駆け付けた消防員は屋上に上がり、屋根瓦を切り崩して救助を行い、消火活動に当たった。住宅は1920~30年代に建設されたもので、老朽化が進んでいた。住民によると、火災発生時に火元の部屋の中には誰もおらず、老朽化した電気回路から発火した可能性があると言う。

また同日早朝4時頃、浦東新区三林鎮西林村241弄内の2階建ての一部屋で火災が発生。火元となった2階の部屋は倉庫として使用されており、農機具などが放置されていた。

建物は70年代に建設されたもので、老朽化に加え、違法建築が行われていた形跡があった。隣人は、無人の部屋から電線がパチパチと焼ける音が聞こえたと話しており、火災の原因は電気系統である可能性がある。いずれも火災による死傷者はいなかった。

(東方ネットより)

~上海ジャピオン2019年2月15日発行号

 

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