4月5日(木)の「清明節」を目前に控え、市内の各交通機関が、墓参りや旅行客で混雑を見せ始めている。
3月17日(土)、鉄道上海駅の利用客数は12万人となり、午前6時~9時のピーク時には、蘇州や無錫行きの乗客が先週比30%増の1・8万人に達した。
また同日、市内長距離バスターミナルの利用客数は2・6万人に達した。ただし、清明節前後の長距離バスの予約状況には、例年ほどの混雑はない。これについて強生国旅の唐世国副総経理は、「墓参りに向かう高齢者層の減少と、マイカー利用者の増加が原因では」と話している。
関連部門は、ことしの清明節前後の鉄道及びバス利用客は、のべ713万人に達し、3月31日(土)・4月1日(日)の連休がピークになると予測している。
(3月18日)
~上海ジャピオン3月23日発行号より