中国国内では、近ごろ、物乞いをする子どもの救助活動がマイクロブログ(微博)上で盛んに行われ、
上海でも、軌道交通などで物乞いを行う子どもたちの写真をネット上にアップロードし、
警察に保護を依頼するユーザーが出ている。
市民政部門は2月10日(木)に、昨年、物乞いなどを行った18歳以下の未成年の保護回数を3631回と発表。
警察などの調査では、保護された子どもの多くは、
実の両親の指示によって物乞いを行っていることも判明している。
これを受け警察では、軌道交通で物乞いする子どもの取り締まりと、
指示を出す親や親族の教育などの強化を実施。
また市行政法研究所所長は、「未成年保護法」に、子どもの物乞い行為の禁止や、
子どもに物乞いをさせた親の親権剥奪などを明記すべきだとする。
(2月11日)
~上海ジャピオン2月18日号