写真は、「自家製洋風なす味噌炒め」(30元)と「銀鱈西京焼き」(45元)。
いずれも酒の肴にもってこい!
映画の舞台で一杯
北京西路にある日本料理「成田屋」。
昭和の風情が漂う同店では、料理には一切の妥協を許さないガンコ店主のこだわり料理を楽しめる。
暖簾をくぐると、良い香りが鼻をくすぐる。
それもそのはず、カウンターには「さんまの梅煮」や「いか大根」(各30元)などの煮物や
「マカロニサラダ」(25元)などのサラダ、惣菜など、その日オススメの1品料理約20種類が並ぶ。
映画『居酒屋兆治』の舞台となった居酒屋をモデルに作られた店内で、
これらをちょいちょいつまみつつ1杯ひっかけよう。
店主のこだわり料理
店主イチオシの料理は、2品。
1つめは、「銀鱈西京焼き」(通45元)。
山形県産の酒粕に、厚切りの鱈を一晩漬けて焼き上げた逸品で、
クセのない脂と淡白な白身に、味噌の甘味と風味がほんのりと香る。
2品目の「自家製洋風なす味噌炒め」(30元)は、
店主が若かりし頃、帝国ホテルの料理人から受け継いだ思い出深いひと品で、
4、5時間かけてピリ辛に仕上げた味噌が絶品だ。
「生ビール」(20元)と一緒にとくと味わおう。
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~上海ジャピオン3月25日号