身近な照明を消し、地球温暖化防止を呼びかける、
世界自然環境保護基金（ＷＷＦ）のイベント「アースアワー」が、３月26日（土）に世界中で行われ、
上海では当日20時半から１時間の間、東方明珠塔や環球金融センター、上海博物館など、
市を代表する建物の照明を消した。
　市では、同活動に２００９年より参加し、今回、約３０００の企業が賛同。
中でも徐家匯の港匯広場では、通常の夜間照明以外の照明を消し、
有名バンドによる、電気を使用しないアコースティックコンサートも開かれた。
また同活動について、多くの市民が理解を示し、家の電気を使わないように、
両親を誘い散歩に出かけた女性もいた。
　今回の活動には、１２８の国と地域、４６１６都市が参加し、国内では86都市、約18万８０００人が参加した。
（３月27日）

～上海ジャピオン４月１日号