劇的!カルチャー体験 Vol.65~漢龍中国文化会館

中国伝統の音色古箏にチャレンジ
今回の体験者・伊佐さんは、
中学生の頃からマンドリンを続けているという。
「中国語の学習も進んで、
ちょうど生活にも慣れて来た頃だったんです。
せっかく中国にいるんだから、
中国文化に触れたいし、
弦楽器なら出来るかなと思って参加しました」と話す伊佐さん。
漢龍文化中心のレッスンは、
先生と生徒の1対1、1対2形式と少人数制なので、
しっかりと教えてもらうことができる。
ただし、希望があれば6人まで参加可なので、
友達と楽しく受講するのもいい。

伝統的な楽譜で楽しく上達するコツ
今回体験するのは、
中国の伝統楽器の1つ、古箏。
漢龍文化中心では、
すでに開講している二胡クラスに加え、
古箏と葫蘆絲(フルス)のクラスを9月から開講する予定だ。
通訳を付けることもできるので、
難しい用語もすんなり理解できる。
伊佐さんが特殊な古箏の楽譜に戸惑っているのを見た先生は、
五線譜に直してくれると言ったが、
伊佐さんは伝統的な楽譜で学びたいと宣言。
ドレミの簡単な旋律の練習から始まり、いざ曲の練習に。
弦を押さえる左手の手首を落とさないように、
としばしば注意を受けつつ、
『きらきら星』や『ちょうちょう』など、
日本人なら誰でも親しみのある曲からスタートする。
先生は「楽しむこと、馴染みのある曲を練習することで、
上達も早くなる」と、笑顔で話す。
1曲演奏を終えた伊佐さんは、
先生とスタッフからの拍手喝采を浴び、
「和音がとてもきれいでハマってしまいそう」と、
満足の笑みを浮かべた。

~上海ジャピオン8月05日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP