1日テレビを見て過ごす高齢者にインターネットの楽しみを

 このほど実施された高齢者の生活習慣に関する調査から、高齢者の85%がほとんどの時間をテレビを見て過ごしており、現在の生活に対する満足度の低いことがわかった。
 これに対し、各メディアなどは高齢者に社会や若者と接する機会を与えるための活動を展開するなどの動きを見せている。それらが主催するインターネット講習会では多くの高齢者が参加しているという。
 上海市「扶老上網」工程組委員会事務室が、市内の壮年以上の5000人を対象に行った調査によると、インターネットをする理由は、「娯楽」が61・4%、「社会の発展に従うために必要」が50%、「情報収集」が43・7%、「新しい知識の会得」が35・8%、「親しい人との連絡ツール」が19・5%、「仕事で必要」が14・2%などであった(複数回答)。
 また、調査対象者の75・2%が家庭にパソコンがある。しかし、高齢者の85%がコンピューターの使用法がわからず、彼らに教える家族は20%にも満たない。(1月23日)
~上海ジャピオン2006年1月27日・2月3日合併号より

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