床上浸水など被害相次ぐ 台風13号の爪あと顕著

9月18日(火)から19日(水)にかけて市に接近した大型台風13号の影響で、市内各地では床上浸水などの被害が相次ぎ、教育機関が休校するなど、市民生活に大きな影響があった。
 床上浸水が報告されたのは、江湾体育場、楊浦区鞍山四村、普陀区華池路鉄路新村など、市内33カ所。深刻な地域では、大人の膝より上まで浸水し、タンスや冷蔵庫など屋内の家具も被害に遭った。市では、こうした被害を緩和するため、38台の消防車を各現場へ派遣し、排水作業にあたった。
 市では、台風の影響が予測された18日(火)朝、条例に基づき、幼稚園や小中学校に対して19日(水)の休校を通知。また、簡易住宅など、倒壊の恐れがある建物の住民に対して避難勧告を出し、市内で約29万人が中学校などに避難した。(9月19日)

~上海ジャピオン9月28日発行号より

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