水揚げ量の急増を受け、現在市内では上海蟹の値下げが進んでいる。
市内最大の水産市場である銅川路市場では、価格は平均して昨年の20%減。高級ブランドである陽澄湖産の蟹も、例年の10~15%減となっている。
同市場の品質管理責任者である戴鴻根氏によると、ここ最近の卸売り価格は、200㌘サイズのオスで、500㌘28~35元、150㌘サイズのメスで、500㌘60~70元。販売量は昨年と同じくらいだが、水揚げ量が多いため、日に10㌧近く売れ残ることもあると話した。
価格は、水揚げのピークを過ぎた11月中旬以降から再び上昇し、最終的に現在の2割増しほどになると予想されている。(10月23日)
~上海ジャピオン10月26日発行号より