旧中国館が「中華芸術宮」に 万博跡地に文化施設続々誕生

上海市政府は、11月13日(日)に記者会見を行い、浦東新区にある上海万博の
旧中国館を、大型美術館に改築することを発表した。
同館は「中華芸術宮」と改名され、上海美術館が運営を担当する。
改築後は展示面積が、上海美術館の約10倍に当たる約7万平方㍍となり、
2012年10月1日(月)の開館を目指す。
また万博会場跡地では、上海当代芸術博物館(仮称)や上海万博博物館、
上海児童芸術劇場などの建設も決定。
中でも上海当代芸術博物館(仮称)は、来年、美術展覧会「上海ビエンナーレ」
の開催を予定し、上海博物館、中華芸術宮とともに、市の芸術博物館の中核を
成す見込み。
このほか市では、長寧区に虹橋国際舞踏センターと劉海粟美術館新館、
徐匯区に国粋苑などの文化施設の建設も予定している。(11月14日)

?~上海ジャピオン11月18日号

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