1月1日(火)7時、英語もしくは日本語による番組を流す「上海外語チャンネル」が市内で正式に放映を開始した。中国語吹き替えをせず、外国語をそのまま放映するチャンネルは、省クラスの放送局では中国でも初めてとなる。
同チャンネルは通常の有線放送により、市内440万世帯に番組を放送するほか、インターネット配信も行う。音声は大半が英語で、日本語音声番組もあり、中国語字幕が付く。内容はニュース、娯楽、スポーツ、映画など多岐に渡る。
市政府のスポークスマン焦揚氏は、同チャンネルは2010年の上海万博に向けて、市に国際的な環境を作り上げることを目指していると説明。チャンネルを通し、国際都市にふさわしい開放的でサービス意識の高いムードを作りたいと意欲を述べた。
また市内では、2007年12月31日(月)夜から、音楽、美術、文化などをテーマとした「上海芸術人文チャンネル」の放映も新しく開始している。(1月1日)
~上海ジャピオン1月11日発行号より