2007年12月29日(土)に同時開通した軌道交通6、8、9号線に関し、一部で早くも苦情の声が上がっている。主な内容は、設備や安全対策の不備について。また、一部地域では騒音公害も指摘されている。
9号線では、特に「桂林路」と3号線「宜山路」とをつなぐ連絡バスが混乱を呼んでいる。両駅間は本来列車で乗り換えが可能だが、未開通のため臨時バスで対応中。ここで混雑時のケガや、案内表示不足による混乱が相次いでいる。
また、6、8号線では、プラットホームと車輌の間に約10㌢の段差があり、開通当初から乗客がつまずく事故が続いた。これを受けて関係者は現在、段差解消のための台を設置して対応している。(1月7日)
~上海ジャピオン1月11日発行号より