写真は「合鴨ロース」と「ドスコイ串カツ」。
串カツは、特大サイズなので、
友人と分け合って食べる人が多いとか

伝統ちゃんこの味
虹梅路にある日本料理店「照ノ谷」。
同店では、力士として活躍した後、
両国の名店で10年料理長を務めた親方が、
こだわりの本格力士料理の数々を提供する。
同店の看板メニューは、
何と言っても数種の出汁を選べる
「ちゃんこ鍋」（78元）だ。
鶏ガラを６時間煮込んで旨味を引き出した、
角界伝統のソップ味や、
イカワタの味が濃厚なスルメイカ味など定番４種に加え、
現在は「鮟鱇ちゃんこ鍋」（98元）など、
冬限定鍋も２種用意する。
味はもちろんボリュームも満点なので、
大勢でワイワイつつきに行きたい。

〝初孫〟有ります
今回サービスされるのは、
甘ダレに１日漬け、
味をしみ込ませた「合鴨ロース」（通常45元）。
ミディアムレアに炊き上げた、
ジューシーな味わいで、
店の人気料理の１つとなっている。
また、同店はアルコール類も豊富。
日本酒「初孫」（４８０元／７２０㍉）など、
他店ではあまり見ない銘柄もあり、
酒飲みには嬉しい限りだ。
メニューに記載していないものもあるので、
来店時は親方に聞いてみよう。
今週は、気取らない友人たちと、
腹と喉を満たしに訪れてはいかがだろうか。

～上海ジャピオン０３月０９日号