軌道交通各線が年末年頭開通 16号線は国内初の横並び座席

上海市の軌道交通各線では、近日、今年年末から来年初頭の運行開始に向け、
建設、整備が急速に進められている。
市嘉定区の「華江路」駅から、静安区の「南京西路」駅を通り、浦東新区の
「張江路」駅までを結ぶ13号線の第1期工事の西側区間では、トンネルが
既に貫通。
「華江路」駅~「金沙江路」駅まで7駅分の軌道敷設工事を近日中に開始する。
年末の試営業を目指し、開通後は、「金沙江路」駅から3・4号線への乗り
換えが可能となる。
9号線では、現在の西の終点である松江区の「松江新城」駅から、南へ路線を
延長する第3期工事が、年末に竣工予定。
「松江体育中心」駅、「醉白池」駅、「松江南駅」駅の3駅を設置し、来年
年頭に営業を開始する見込みとなっている。
また、浦東新区の「龍陽路」駅~旧南匯区の「臨港新城」駅までを結び、
2014年の開業を目指す16号線では、車両の詳細が判明。
中国国内の軌道交通で最速の時速120㌔での走行が可能で、国内初となる
クロスシート(横座席)が採用される。
(3月3日)

~上海ジャピオン03月09日号

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