外灘の世界遺産登録申請案 豫園や衡山路なども調査対象

上海市文化財保護部門は、市政府参事会議で近頃提案された、外灘
の世界遺産登録申請案に対し、外灘を世界遺産に登録申請すること
は有意義で、万国建築群の保存にも役立つと、3月27日(火)に
発表し、申請に前向きな姿勢を見せた。
市では、既に市観光局により、外灘や豫園・城隍廟、虹口区にある
旧ユダヤ人居住区、衡山路と復興路一帯にある歴史文化地区など、
12の歴史文化景観区を歴史地区文化遺産開発研究の対象として専門家
に調査を依頼。
調査結果を世界遺産の登録申請に向けた参考にするとしている。
同研究の責任者である上海師範大学観光学部教授は、外灘、豫園・
城隍廟、旧ユダヤ人居住区、衡山路・復興路一帯の4エリアを重点
地区とし、同エリアを合わせて、世界遺産に登録申請すべきと建議
している。
(3月28日)
~上海ジャピオン04月06日号

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