杭州湾上で建設が進められている杭州湾跨海大橋で6月14日(木)、北岸道の主要建設工程が終了した。すでに南岸道の主要工程も完成しており、26日(火)には、すべての橋が1本に接続される。同日は、開通記念式典も催される。
工事関係者の発表によれば、今後も細かな建設工事が必要となるが、来年の北京オリンピック開催前には、車輌の通行も可能になる見込み。
通行料金は片道80元が予定されているが、調整される可能性もある。
杭州湾跨海大橋は、完成すれば全長36キロメートル、世界最長の海上橋となる。同橋により、上海‐寧波間の異動時間は約1時間半短縮できる。また、これにより主要都市を4時間以内で結ぶ「4時間都市圏」が長江デルタ地帯に形成され、同エリアの発展を大きく促すことが期待されている。
(6月15日)
~上海ジャピオン6月22日発行号より