絶対見つかる、ウケるお土産!
お茶や雑貨はもう飽きた! マンネリなお土産事情を打破したい!!
そんな皆様に、春節休み直前でも間に合うお土産リストを、お薦めの声と共にお届け!
それぞれの送り先にピッタリの「ウケるお土産」がきっと見つかるはず!!
お馴染みブランドの中国版
①グリコ「プリッツ」上海蟹味(12箱入55元/しんせん館徐匯店)、同・八種キノコ味(4・8元/カルフール)ほか
まずは日系お菓子の中国限定味。「日本にない味は珍しがられます(女性、会社員)」「ばら撒きみやげに最適。日本メーカーなので安心(女性、フリーター)」「空港よりずっと安くゲットできます!(女性、主婦)」
②味の素「ほんだし」干貝素(5元/華聯スーパー)ほか
日系メーカーの調味料やレトルト食品の、中国版も魅力。「日本にない味だし、調味料なら使いやすい(女性、学生)」
③リプトンティーバッグ「麗顔茶」(16元/シティショップ)
各種漢方茶など、リプトンの中国限定品も人気。「軽いし値段も高くない(女性、会社員)」「茶葉と違って簡単、そしてお手ごろ価格。いつも10箱ほど持ち帰ります。意外と場所を取るので注意!(女性、主婦)」
④スターバックスのタンブラー・豫園バージョン(80元)
スタバお馴染みの限定アイテム。上海限定バージョンも。
⑤絵本『りんごがたべたいねずみくん』中国語版(22元/上海書城)、コミック『ドラゴンボール』中国語版(6・9元/上海書城)、雑誌「mina」中国版(16元/雑誌スタンド)
中国版書籍は、観て楽しめる。「文章は中国語ですが絵は同じ。子ども向けに(女性、主婦)
⑥クリネックスのポケットティッシュ・新年快楽バージョン(5・3元/カルフール)
中華風パッケージが楽しい。ほかにも、お馴染みブランドの中国版商品を探してみよう。
相手に合わせてピックアップ
中国だからこんなに安い!
①カシミアのストール(20元ほど~/南外灘の布市場)
安いと言えばカシミア。特にストールならお手軽だ。「衣類だとサイズや好みがあるけど、ストールなら無難(女性、学生)」「色も豊富で安物っぽくなく、何枚購入してもあまり荷物にならない。年代問わず女性に喜ばれます!(女性、主婦)」
②相宜本草「潤白滋養面膜」(7枚34元/ワトソンズ)など
薬局で買えるパックも好評だ。メーカーでは相宜本草が有名。「漢方パックは効くと好評。食品でもないし、ある程度安全かなと(笑)(女性、主婦)」「漢方やツバメの巣のパックは中国っぽいです(女性、会社員)」
③シュワルツコフのヘアケア(35元~/聯華スーパー)
日本より安く買える海外ブランド。例えばコレ。「ちょっと高いけど、価値の分かる人は喜んでくれます(女性、主婦)」
④真珠のネックレス(20元ほど~/虹橋真珠城)
真珠やサンゴなども、帰国前に買っておきたい声多し!
⑤ココナッツジュース(3・2元/ローソン)
南国系果物も、日本よりずっと入手しやすい。調理素材として使えるのもポイント。
⑥干し貝柱(100㌘100元ほど~/地元スーパー)
食品では、保存しやすい乾物系が便利。マツタケなども、日本に比べると激安価格になる。
⑦蒸篭(12元ほど~/澳門路の食器市場)
まさに中国だから安い一品。また食器市場には、飾り爪楊枝など意外なお土産が一杯!
中華テイストで勝負!
①フォーシーズンズ・ホテルのXO醤(168元)
高級路線ならホテルのお土産がベスト。「ホテルのチャーハンを簡単に再現可。有名ホテルのものなのでそれだけで喜ばれます(女性、主婦)」
②中華系調味料など(2元ほど~/聯華スーパー)
八角、ザーサイ、酸辣湯のもとなど、手軽に中華を再現するアイテムはお土産にも◎。「これで炒めるだけであっという間に中華料理!(女性、主婦)」「錦江のオイスターソースや黒酢はお薦め(男性、会社員)」「ザーサイは日本で売っているものとはまたちょっと味が違うので、好きな人は喜んでくれます(女性、学生)」
③天福茗茶のお茶受けシリーズ「金柑」(15元)
天福茗茶、叙友茶荘などお茶屋チェーンでは、お土産用のお菓子も各種豊富に揃う。「個々にパッケージングされているので、オフィスで配りやすいです(男性、会社員)」
④八宝茶(10元/ロータス)
1回ずつの袋入りで使いやすい。甘酸っぱい風味が魅力。「その場ですぐ飲めるので、お土産にしやすい(女性、主婦)」
⑤雲南コーヒー(200㌘45元~/q’s coffee)
雲南省の自家農園で作ったコーヒーで、高級な「ティピカ種」のものもある。ドリップ式ならひと袋5元なのでお手軽。「中国産のコーヒーは珍しいかも(女性、主婦)」
⑥花文字(60元~/豫園)
頼んだ文字を華麗な飾り字で描いてくれる。所要約10分。相手に合わせた言葉を選ぼう。
遊び心で受け狙い!!
①真っ赤なブリーフ(2枚15元/豫園周辺)、派手な靴下(4・8元/カルフール)
肌着関連は、派手な見た目が面白いと同時に立派に実用的。受け狙いではないが、子供服も実用的なお土産になる。「パッチやババシャツなら服の下に着るので、気にせず使ってもらえる(女性、フリーランス)」
②鴨の舌(16・5元)、スイカの種(12元/共に聯華スーパー)
ローカル系の軽食には、日本人驚愕のアイテムがずらり。キュウリ味のポテトチップスなど、スナック系も狙い目だ。「インパクトが命。驚いてくれれば本望です(男性、会社員)」
③中華版の年賀グッズ(2元~/豫園周辺)
春節帰国なら、中国の旧正月を意識するのも面白い。子どもへのお年玉袋も。「中華式で年賀状を渡せます(女性、主婦)」
④切り絵シール(2元~豫園周辺)
※写真は裏紙をはがした状態
可愛い絵柄が多い切り絵だが、シールタイプなら気軽に遊べる。「裏紙から綺麗にはがすのが大変!(女性、学生)」
⑤中華風絵柄のトランプ(10元/豫園周辺)
豫園周辺で買える受け狙い用のお土産は多いが、実際に遊べる実用性がポイント。
⑥地図(4元~/書店、コンビニ、雑誌スタンドなど)
上海地図、中国地図など各種。少数民族のイラスト付き中国地図は見ていて楽しい。
⑦タバコ「上海」(4元~)
ズバリ、名前勝ち。「うまくはないが、あの金色のパッケージは受ける!(男性、会社員)
知っておきたいお土産イロハ
日本での評判をチェック
人の好みは千差万別なので、ここでは参考までに、実体験の声をいくつかご紹介しよう。
「最近の報道で、食品は何も食べてもらえません…(女性、主婦)」「名が通ったメーカーのものは安心してもらえる(女性、フリーランス)」「中国茶は淹れ方が難しいという声も(女性、主婦)」「実用的なものは喜ばれます(女性、主婦)」「中華風雑貨は、もらってもどうしていいか分からないみたい(女性、会社員)」「欧米ブランド品が一番評判(女性、主婦)」
もちろん大切なのは相手の好み。中国茶やシノワ雑貨も根強い人気だ。ちなみに上海の伝統土産には、豫園の「五香豆(そら豆の軽食)」、南翔の「小籠包」、七宝の「羊肉」などがある。
※写真は豫園と新天地の間、東台路×自忠路にあるアンティーク街。まさにお土産ストリートだ。
購入場所をセレクト
お土産スポットには豫園、新天地、友誼商城、東台路などがあるが、それ以外でもより安く意外なお土産が見つかる。
まずはカルフール、しんせん館などのスーパーやドラッグストア、そして天福茗茶などの茶屋チェーン。ばら撒き用のお土産なら、この辺りでひと通り揃う。さらにひと工夫するなら、専門市場がお薦めだ。茶、服、布の市場のほか、食器や子供服市場、福州路の書籍街なども魅力的。空港は忙しい時に便利だが、価格的にはもちろん論外。
空港での注意点
空港では、輸出入規制があることに注意しよう。例えば、絶滅の恐れのある動植物や、それを原料とした漢方・アクセサリは持ち込み不可。また、果物やハムなどの動植物産品には検疫義務がある。医薬品・化粧品・酒類などの数量規制にも注意。海賊版DVDや偽ブランド品はもちろん没収される。
気をつけたいのが、現在は液体の手荷物持ち込みが、少量でも事実上不可能という点。ジャムなどゲル状のものもアウトなので、該当品は預けておこう。
今回利用した
お土産スポット情報
南外灘 軽紡面料市場
住所:陸家浜路399号(×南倉街)
営業:8時~18時
自分用のお土産に、カシミアでオーダーメイドするのも定番
澳門路一帯の食器市場
住所:澳門路289号(×江寧路)
営業:9時~18時頃
数元~1000元以上まで、見るだけでも楽しい中華食器がずらり
虹橋国際珍珠城
住所:虹梅路3721弄(×延安西路)
営業:10時~21時頃
建物内に、激安の真珠グッズ店がぎっしり。オーダーも可
q’s coffee城
住所:建国中路155弄15号甲(泰康路「田子坊」内)
営業:10時~21時
電話:138-1736-4331
日本人常駐のコーヒー店。田子坊には、他にもお土産店が多い
~上海ジャピオン2月1日発行号より