上海外灘地区交通部は2月5日(火)、今月下旬から外灘の地下車道建設工事を開始すると発表した。車道は国内初となる南北双方に2車線ずつの小型車専用地下道路となり、2010年3月に完成の予定。
地下車道が完成すれば、外灘の地上道路は、現在の10車線から4車線と緊急停車道2車線に縮小される。これに伴い緑地面積を拡大し、景観や公共スペースの利便性の向上を目指す。
車道は、中山南路×老太平弄から呉淞路×海寧路までの全長3720㍍で、地下部分は約3300㍍。延安東路の高架道路から直接地下へ入ることができ、蘇州河以北や南浦大橋へのアクセスが向上する。
この工事に伴い2月23日(土)から、中山東一路、延安東路、外白渡橋などの外灘周辺道路の通行が、部分的に制限される。(2月6日)
~上海ジャピオン2月15日発行号より