上海市嘉定区馬陸鎮で、５月21日（月）夜、帰宅途中の女性の死体が
見つかった事件で、警察は最近、宝山区に住む26歳の男を殺人の疑い
で逮捕したことを発表した。
事件同夜、近隣住民が道端に倒れている女性を発見し通報したが、
女性は頭蓋骨や鼻骨、鎖骨などを骨折しており、失血性のショックで
すでに死亡していた。
凶器は傷の形状などから判断して、斧のような大型の工具と判明した。
警察は監視カメラ映像から、同日21時40分、帰宅する同女性の後を歩く
男と、バイクに乗った男性の姿を確認。
その後の調査で、現場付近に歩行速度で落下したと見られる血痕を発見
し、この男の犯行と見て捜査を続け、逮捕に至った。
男は、実家からの仕送りが途絶え、生活に困っての犯行と供述している。
（７月８日）

～上海ジャピオン２０１２年７月１３日号