上海市が2020年までに、世界最先端の生活ゴミ処理システムの構築を目指していることが、11月2日(木)、上海で開かれた「第4回アジア太平洋廃棄物管理国際会議」で明らかにされた。
関係部門によると、生活ゴミの減量化・資源化・無害化、回収システムの設立、処理費用の徴収などの短期計画があり、これを経て2020年には、世界最先端ゴミ処理システムの完成を目指す。
現在市内の生活ゴミ排出量は、日に1万6700トンで、2010年には2万トンに達する見込み。再利用や無害化処理も進んでおらず、ゴミ問題の抜本的な解決策が望まれていた。
(11月3日)
~上海ジャピオン11月10日発行号より