女子アジア杯16年ぶり優勝 代表監督は初の中国人女性

AFC女子アジアカップ・インド2022の決勝が2月6日(日)行われ、〝鋼鉄のバラ〟のニックネームを持つ中国代表が試合終了間際の逆転劇で韓国を3―2で下し、16年ぶりに優勝した。

優勝チームを率いた水慶霞氏は、中国女子サッカー初の中国人女性監督。サッカーファンが日本や韓国を逆転で下した水監督の選手交代術を〝ミラクル〟と評するように、選手の特徴やチームのスタイル、アジアサッカーへの理解の深さが彼女の最大の強みだ。戦術以外にも女性ならではの細やかさ、ベテラン選手の経験を持つプロ監督として選手と接し、一時は迷走したチームの雰囲気を改善、軌道修正させたという。

中国の女子サッカー人口は5000人以下と日本の5万人、米国の180万人には及ばないが、〝鋼鉄のバラ〟はアジア最強の称号を手にした。(2月6日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2022年2月11日号

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