スープなしのワンタン。
野菜、肉がたっぷり詰まった10個入り
セミも鳴き出し、もう夏ですね。
2、3歩歩いただけで汗がポタポタ。
ギュウギュウの満員地下鉄に揺られて会社に着いたら、
午後の定例会議のプレゼン準備と来期予算案の作成。
その後はいつもイライラ不機嫌な部長との営業同行、
とスケジュールもギュウギュウに詰まって…アー!
と叫んでしまいそうになる今日この頃です。
通りの露店のおばさんが、
そんな暑苦しそうに歩く私を見て手招きしてきました。
おばさんが指差したのは「冷餛飩」。
以前にワンタンを食べたことがあるので、
冷たいワンタンがあるのか、
と何となく分かり早速注文。
出てきたのは、
お碗一杯に盛られたスープのないワンタンでした。
味はワンタンをただ冷ましたというところでしょうが、
挽肉とニラ、白菜がたっぷり入っていて、
ゴマダレと黒酢がかかっていました。
熱いワンタンとはまた違った味わいで、
食べやすかったですね。
お手軽感があって、
食のクールビズという感じです。
朝から意外な発見で妙にスッキリして、
イライラも引きました。
お陰で会議のプレゼンは節電、省エネ、
来期予算案は節約、
削減をテーマにまとめられそうです。
不機嫌な部長にもこの「冷餛飩」を食べさせて、
頭を冷やしてもらいましょうか。
~上海ジャピオン2012年7月27日号