現在開催中の「第7回上海ビエンナーレ」が、9月15日(月)の中秋節には1日で1万1000人を記録するなど例年にも増して賑わいを見せている。同展は8日、上海美術館で開幕したもので、来場者数の過半数を学生が占めていることも今回の特徴。
解放日報の調査によると、来場者数の55%は学生。来場理由については、「芸術の魅力に触れたい」が最多、続いて「新しい発想を得たい」「新しい知識を学びたい」などが挙げられ、若者の向上意欲や旺盛な好奇心が浮き彫りとなる結果となった。さらに入場者全体の93%が「市民の芸術的素質は都市の発展にとって大事である」との見方を示した。(9月16日)
~上海ジャピオン9月19日発行号より