1月14日(水)6時頃、市郊外にある松江第二浄水場ポンプ室の設備が故障し、大規模な断水が起こった。これにより、松江区の約80%の区域と約40万人の区民が、断水及び水圧の低下による影響を受けた。
これを受け、市消防局は60台以上の消防車を緊急派遣し、居住区や学校、病院、ホテルなどで給水作業を行った。給水所には、やかんやバケツを携えた同区民が集い、長蛇の列を作った。
水道局の専門家の指揮下で行われた応急処置の結果、断水発生から約18時間後の23時40分に、一部地域で給水を再開。その後、翌15日(木)4時半に全面的に復旧し、同区のほぼ全域で給水が再開された。
今回の断水は、今月13日(火)に行われた、年に一度のメンテナンスの際にポンプに約60㌢の亀裂が入り、そこから漏れた水によりポンプ室の設備が水没したことによる。市水道局は、ポンプに亀裂が入った原因については、現在調査中としている。
(1月15日)
~上海ジャピオン1月23日/1月30日 発行号より