市政協文資料委員会が発表した職業に関するアンケート調査の結果から、市民の約60%が起業に対して「リスクが大きい」と考えており、安定した仕事・収入という面から公務員を望む声が高まっていることが明らかになった。
起業に関する調査項目の中で、「起業したい」と答えた人は11・7%。起業に対して、市民からはそのリスクを懸念した声が多く、30・6%が「現在の経済状況にすでに満足」、29%が「自分には先進的な技術もなく、起業に成功するとは思えない」と回答した。
専門家は、今の若い世代を中心に「ホワイトカラーになりたいけど、会社のトップにはなりたくない」という発想が広がっていると指摘。
外地から上海に来た人の方が、起業志向が強い傾向にあるという。(12月28日)
~上海ジャピオン1月9日発行号より