図書館で涼をとる

う～、暑い暑い。こんな日は、のんびり昼寝でもして過ごすかな。おや、ガキ大将・天天じゃないか。「お、ミィミィ。これから図書館行って調べ物するんだけど、お前も一緒に行かないか。そんなとこで寝てばっかりいてもつまんないだろ？」。それもそうだ。図書館なら涼しそうだしな。では行ってくる。ニャ～。

オネエサンとサブレ

くそ！　ネコは図書館に入れないのか…。しょうがない、外で待っとくか。学生からお爺さんまで色んな人が利用してるな。「あら、誰か待ってるの？　そうだ、おやつ持ってるの。一緒に食べる？」。おや、知的な感じのオネエサンだ。「これね、中国版ゴマサブレ〝芝麻脆餅〟よ。朝から本ばかり読んでたから、お腹空いちゃった♪」。モグッ、バターがコク深い味を演出してるな。白ゴマたっぷりで身体にもよさそうだ。ミルフィーユみたく何層にも重なってるけど、程よい噛み応えで、噛むたびにじんわりとバターの甘味が広がるな。「お茶をどうぞ」。ありがとよ。ズズーッ。茶菓子にピッタリだな。

黒髪がキレイなオネエサンがくれたサブレ。お気に入りに認定だ。

～上海ジャピオン２０１３年６月２８日号