上海市衛生及び計画育成委員会は、7月28日(日)の「世界肝炎デー」に合わせ、市の急性肝炎発病率に関する最新の統計結果を発表。これによると、ここ10年の発病率が、90%降下していることがわかった。
また同委員会は、今年は「これが肝炎。理解し、向き合おう」をテーマに、24日(水)~28日(日)、市内各地にて関連イベントを開催。専門家による講演や、肝炎検査体験などを無料で実施し、市民に病気への理解を深める手助けとした。
そのほか、同委員会は2011年より、慢性肝炎患者に対するサポートを試験的に行っている。これまで、黄浦区や虹口区など11の試験地区、1478世帯への調査・慰問を終え、493人を登録。そのうち、304人の慢性罹患者に無料ワクチン接種などを行っている。(7月26日)