猛暑でガラス破裂相次ぐ  市内の橋梁、商業施設で多発

猛暑が続く上海市では、最近、高温のため突然ガラスが割れるという現象が相次いでいる。

8月8日(木)には、浦西と浦東を結ぶ南浦大橋で、防音壁に取り付けられた鋼化ガラスが破裂。ガラスはワイヤーで固定されており、破片は車道へ飛散しなかったが、2日間で同様の事態が4回発生、6月からの累計は5回に達する。

また、浦東新区の陸家嘴環形天橋でも、今夏7回発生。そのほか普陀区大渡河路の大型商業施設「長風景畔広場」では、カーテンウォールに使われたガラスが割れ、付近は一時的に立ち地入り禁止措置が採られた。

専門家によると、高温で膨脹したガラスと、枠の接続部との温度差から歪みが生じ、さらに車や人の振動が加わって破裂に至ったものと考えられており、注意を呼び掛けている。(8月18日)

~上海ジャピオン2013年8月23日号

 

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