上海鉄道局は1月12日(日)、「春運」のチケット販売がピークを迎えたと同時に、駅構内や車内で、鉄道利用者を狙った詐欺が多発していることを受け、市民に対し注意喚起を行っている。
詐欺の主な事例としては、同郷者や鉄道局員を装って切符を代理購入すると持ちかけ、代金を受け取った後、そのまま姿を消すというもの。同局公安部門は、電話やインターネットなどでも予約・購入できるので、安易に他人を信用しないよう呼びかけている。このほか、乗客が手荷物検査を受けている隙に荷物を持ち去る、車内で乗客のバッグを開け、貴重品を盗むといった事件も発生。
また同局によると、1月11日(土)時点で合計1万4858枚の鉄道乗車券を売り上げており、うち359万枚はインターネットからの販売によるもので、昨年同期比で57%増となった。(1月13日)
~上海ジャピオン2014年1月17日号