File No.45
Shnaghainese

夏味館

涼感あふれる空間

　　小さな川にかけられた橋のような階段をのぼり、店内に足を踏み入れると、竹をモチーフにデザインされた一面のガラスの壁。
そんな涼しげで中国らしい雰囲気の中、上海料理を味わい尽くすなら、「夏味館」を訪れよう。
　開放感のあるフロアの奥にある個室では、ステンドグラスの仕切りと灯りがレトロ感を演出している。
　そのさり気なくシンプルな内装と種類の豊富な上海料理が評価され、２００８年度「上海タトラー」ベストレストランに選出された。

1. ステンドグラスの灯りがおしゃれな個室

小皿料理を堪能

　前菜には、ゴマダレの効いた「麻醤腰片」（小16元、大38元）や、コリコリした食感が楽しい、エノキや筍を豆腐の皮で包んで揚げた「虎皮響鈴」（小12元、大28元）など、目移りしそうな品々が勢揃い。
少しずつたくさん味わえるよう、小サイズも用意しており、少人数でも色々頼めて嬉しい。
　メインには是非、黄と緑のコントラストが美しく、可愛らしい名前の「ドレミ」（写真２）を。
　にこやかで感じの良いサービスのもと、ゆっくりとしたひと時を過ごそう。

2看板料理「ドレミ」（198元）は、エビ・カニたっぷりの濃厚な餡にほうれん草の麺をつけていただく
3.甘くてこってりとした味が癖になる「糖醋小排」（22元）

夏味館
住所:鎮寧路9号
電話:6212-6797
営業時間:11時～22時
予算:150元
席数:約150席（個室4室）

～上海ジャピオン３月２７日 発行号より