上海市内に高濃度の霧発生  市気象台、室内待機を勧告

上海市環境観測センターは12月1日(日)19時、「重度汚染警報」を発令。翌2日(月)7時には、市中心気象台が高濃度の霧濃度を警告する「濃霧オレンジ警報」を、市で初めて発令した。

市では、先月から一部地域で濃霧が多発。中濃度の霧を表す「濃霧黄色警報」が発令されていたが、2日(月)7時に「大気汚染指数(AQI)」が303に達し、警報レベルが引き上げられた。市気象台は、これに伴い子どもや高齢者、呼吸器などの慢性疾患を持つ市民に対し、外出を控えるよう呼びかけている。

また11月28日(木)から5日連続で、1日当たりの平均気温が10度を下回ったため、同日を冬入りと認定。過去10年間、市の冬入りは12月上旬が多かったため、比較的早い冬の到来であった。(12月3日)

~上海ジャピオン2013年12月6日号

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