徐家匯にある美羅ビルの地下1階に、10月30日(月)、小型図書館がオープンした。これは、同ビル内に勤務する会社員が利用する施設で、一般開放の予定はない。
図書館の敷地面積は8万平米。徐家匯図書館が4万元の費用を投じて建設した。書籍の貸し出しには、上海市図書館のカードを利用し、管理には同ビル物流部門があたる。
現在の蔵書は、小説などを含む文化系書籍を中心に、ファッション誌などの雑誌類を含めて、合計2千冊となっている。書籍の選択に関し、徐家匯図書館の陳氏は、「仕事を忘れられるよう、リラックスできる書籍を選んでいる」と話した。
小型図書館の開設は、同ビルに勤務する会社員の要望をきっかけに実現した。
(10月31日)
~上海ジャピオン11月3日発行号より