弾性包帯で怪我をサポート

――昨日、久しぶりのゴルフで足を挫いてしまいました！　とりあえずシップを貼って冷やしていますが、まだ歩くたびに痛むんです。先生、こんな時はどうすればいいでしょうか？

先生　足の捻挫の応急処置として、患部を冷却して炎症を抑えることは大事ですね。さらにできることとして、痛む部分を固定すると良いでしょう。そんな時には「弾性包帯」が便利でオススメですよ。

――普通の包帯とは違うんですか？

先生　この「弾性包帯」は伸縮性があり、普通の包帯よりも密着力が強いため、適度な圧迫を加えながらしっかり巻くことができるんですよ。捻挫した患部は、動かすと炎症が広がり痛みが増しますのでこの包帯を使って固定します。痛みを抑えると同時に、腫れの悪化防止にも効果的で、治りが早くなるでしょう。子ども用の可愛らしい柄のものもありますし、スポーツやレジャーなど、怪我が心配な時に携帯しておくと、安心ですよ。

――とても役立ちそうですね！　何か注意点はありますか？

先生　巻いた後は、その末梢の皮膚の色や体温を見ながら、強く圧迫し過ぎないよう注意してください。また、あくまでも応急処置ですから、痛みがひどい場合は骨折していないか早めに病院で診てもらってくださいね。

～上海ジャピオン２０１３年１２月２７日号