上海市食品薬品監督管理局は、1月18日(土)、市における昨年1年間の食品安全検査データの結果を発表した。
同データは、年間55万5000件余りの検査により算出。これによると、検査対象となった食品の合格率は94・5%に達する。また集団的食中毒は8件、うち中毒者数は184人で、死亡者はいないことがわかった。
市では近年、肉類、野菜類、穀類、食用油、乳製品など7種目の食品に対し、厳格な検査体制を実現。この3年を通じ合格率が94%前後となり、昨年は過去最高だった。
また同局では、市全体における、食品安全賠償責任保険の普及を計画。昨年、黄浦江クルーズ観光企業が、クルーズ中のあらゆる事故、食中毒及び食品由来の疾病に関し、1人当たり最高20万元を賠償する保険を運用した。(1月19日)
~上海ジャピオン2014年1月24日号