上海市民政局は4月10日(木)、市における2013年の老年齢人口に関する最新統計データを公表した。
これによると、60歳以上の人口は387・62万人で、全体の27・1%を占める。前年に比べ5・5%増となっており、高齢化が急速に進んでいることを示した。2025年には老年齢人口は600万人を越え、ピークに達するとみられている。
一方、市の養老施設数は631軒で、前年比3%増。市政府は近日、老人養護サービス業及びシステム推進に関する意見書を発布、超高齢化社会への準備対策強化を目指す。市民政局はインターネットを通じ、食事や入浴介助など、老人介護支援サービスのほか、医療機関や専門組織と協力し、在宅介護講習を行うなど、対策を進めている。
なお、市の平均寿命は82・47歳で、男性が80・19歳、女性が84・79歳という。(4月11日)
~上海ジャピオン2014年4月18日号