デジタル書籍で実店舗が危機 3年で700店が閉店・縮小

国家新聞出版広電影電視総局及び国家財政部は、4月11日(金)、上海市にて国内12省の文化産業発展を目的とした「実店舗書店発展推進会」を開催、今年・来年と実店舗書店へのサポートを継続的に行うことを明らかにした。

統計によると、市の実店舗書店数は、2008年の約3000店から11年には約2300店と減少。市では近年、デジタル書籍の台頭により、知名度のある専門書店が相次ぎ閉店、大型チェーン店も規模縮小するなど、煽りを受けている。

中国では昨年、実店舗書店の免税のほか、市を含む12都市の56店に対し9000万元の奨励資金を与えた。そのほか同イベントでは、新刊の値引きを認めるなど、実店舗保護について話し合われた。(4月12日)

~上海ジャピオン2014年4月18日号

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