生活コスト世界トップ10  上海がNY、パリを抑え10位

米ニューヨークに本部を置く調査会社「Mercer」は7月10日(木)、「2014年生活費調査」の結果を発表。上海市が世界第10位となった。

同調査は世界211都市を対象に、ニューヨークを基準とし、住居、交通、食品、レジャーなど、200品目以上の価格を調査、その平均値を比較したもの。上海市の1カ月当たりの物件賃料は約4100㌦、コーヒー1杯の価格は6・5㌦と算出された。なお総合1位はアンゴラの首都、ルアンダで、賃料が6600㌦と、2位の中国香港の6960㌦を下回ったものの、そのほか多くの項目で上位となった。アジアではほかに、3位にシンガポール、7位に東京がランクイン。

同調査はグローバル企業や政府機関の、海外派遣員の給与査定基準として活用されているという。(7月10日)

~上海ジャピオン2014年7月18日号

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