上海市静安区の上海展覧中心で、新刊書籍や国内外のベストセラーを展示・販売する「2014上海書展」が、8月13日(水)~19日(火)の会期で開催された。
毎年1回、1週間をかけて開催される同展。11周年を迎える今年は、国内外の作家や学者、著名人1000人以上を招待、版元500社以上が一堂に会し約15万種の書籍が展示された。また今回は、大手新聞社の協力のもと、市内17区県の図書館や書店、文化ホールなど、約100会場で600回以上の関連イベントを開催。今回は青少年に読書習慣を推し進めることを目的に、約3割の会場で児童文学の読書会が開かれ、中国の著名児童文学作家・陳伯吹の作品や、ディズニー童話の読み聞かせなどが行われた。
また16日(土)には、日本の本格ミステリー界の重鎮的存在である島田荘司氏と麻耶雄嵩が登壇、サイン会などが行われ大勢のファンが詰めかけた。(8月13日)