上海中心気象台は10月8日(水)、4日(土)から5日連続で市の平均気温が22度を下回ったことから、この日の秋入りを発表した。
気象台によると、今年は猛暑を記録した昨年に比べ、11日早い秋入りとなった。今年は、35度を超える高温日が8日間のみの冷夏だった。
また12日(日)14時40分頃、北方地域からの寒冷前線と台風19号「ヴォンフォン」の影響により、市気象台は「強風青色警報(警報レベルは上から赤、橙、黄、青)」を発令。今回の寒波の影響を受け、長江河口東部観測点では7~8級の風が記録され、13日(月)には船舶や航空便の欠航が相次いだ。予報によると、今週の最低気温は15度に達する見込み。冷気到来に伴い、市民の間では華東地域で7日(火)より発生している大気汚染の影響が懸念されている。
そのほか市内では、8日(水)、月全体が地球の影に隠れる「皆既月食」の全過程を鑑賞でき、市内各地で天体ショーを楽しむ人々の姿が見られた。(10月14日)
~上海ジャピオン2014年10月17日号