上海空港グループは近頃、市近郊に3カ所目の空港建設を検討しており、候補地として江蘇省南通市を挙げていることがわかった。
市では航空便増加などの問題により、虹橋、浦東2空港のほかに、補助的役割を持つ3カ所目の必要性が叫ばれていた。市奉賢区や金山区、江蘇省南通市が候補地に挙がっていたが、奉賢区と金山区は航路下にあり、同地での建設は2空港に影響を及ぼす恐れがあり、総合的に南通市が適切と関係者は述べる。同グループの構想によると、南通興東空港を第3の空港とし、ビジネスジェットや格安航空会社便を、上海2空港から同空港に移行する予定。(10月20日)
~上海ジャピオン2014年10月24日号