上海タワーが今年末に完成 秒速18㍍のエレベーター設置

上海中心大厦世邦魏理仕物業管理有限公司は10月16日(木)、上海市浦東新区陸家嘴にて建設中の「上海タワー(上海中心大厦)」が今年末に竣工し、来年中に営業開始することを発表。

同タワーは2008年11月着工の超高層ビル。総床面積57万6000平方㍍、高さ632㍍で、中国一の高さを誇る。ビル内には24カ所の空中庭園を設けるほか、118~119階に展望エリアなどを設ける。なお建物には、最大分速1080㍍のエレベーターを3台設置、118階に約1分で到達可能となる。このほか、商業施設やホテルなどが入ることから、ビジネスやショッピング、宿泊で訪れる1日当たりの平均来場者数は延べ3~4万人を見込んでいる。

また19日(日)には、現在建設中の大型展示場「上海虹橋国家会展中心」にて、竣工に先駆け「中国国際汽車商品交易会」が開催された。同施設は総面積147万平方㍍で、四葉のクローバー状の外観。40万平方㍍の屋内展示場と10万平方㍍の屋外展示場を有し、来年3月の開館に向けて建設を進めている。(10月20日)

~上海ジャピオン2014年10月24日号

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